日本は民放キー局が多い国である。アメリカや韓国では民放キー局は3つか4つぐらいである。

そもそも民放キー局が多くなった理由はなんだろうか。歴史的背景からいえばNHKや日本テレビがテレビ放送を開始した頃にさかのぼる。当時はテレビというものは庶民の高値の花で、欲しくてもテレビ受信機が高くて買えなかった。そのため、庶民はテレビがある家や街頭テレビでテレビを楽しんだ。その後、ラジオ関東(現:東京放送)がテレビ放送を開始、ようやく一般庶民がテレビを手に入れられるようになったのは昭和33年代の美智子様ご成婚の時である。当時美智子様のご成婚パレードをテレビで観た人も多いだろう。時代は「もはや戦後ではない」という時代。時代が豊かになっていくとともに人々の娯楽の多様化にあわせ、フジテレビやNET(現:テレビ朝日)、テレビ東京が次々と開局。東京、大阪、名古屋間の三大都市ネットワークが形成された。地方で本格的にネットワーク形成されたのは1968年のテレビ放送におけるUHF帯(13CH〜62CH)の開放とともに地方テレビ局の開局ラッシュが始まり、地方テレビ局の2,3局化が進み、神奈川や京都といった地域には独立U局の開局が相次いだ。(TVK,KBS)1986年には当時の郵政省が発表した1県民放4局化は石川や愛媛、長崎といった地域に主要4局化が進んだ。ここで上記で述べた地域には民放4局は本当に必要なのか。結論として不要である。何故なら、石川は人口が少なく民放4局は多すぎるから、1990年に長崎文化放送、長崎国際テレビを開局させた長崎の例は経済基盤がなっていないからである。大学のとき地元の図書館で読んだある本(名前忘れた)は長崎は民放2局で十分だったという旨が書かれた。今現在、民放が2,3局という県が多い。(富山、福井、宮崎)中でも宮崎や福井では好きなアニメも見れない、好きな番組が見れないという事態を起こしてしまい、テレビが見れないという理由で田舎から都会への人口流失が起こり若年層がいなくなるというくだらない弊害をつくってしまった。これでは日本国に放送格差があり不公平じゃないか!!どうすべきか。

そこで、東京にあるキー局を7つから4つに減らす。私案として
TBSとNHKの合併し新東京放送を設立。国営特殊法人にして受信料を撤廃。CMを流す。今まで第1放送、第2放送とあった放送局を1つ増やして第3放送を設立。
第1放送:ニュースと報道をメイン。
第2放送:アニメと教育、スポーツをメイン。
第3放送:バラエティやドラマをメイン。

次に日テレとテレ東との合併。
スポーツと経済情報、アニメをメインとする。

テレ朝、フジテレビは現状維持。
テレ朝は政治関連、フジテレビは今までどおり若者中心にする。

これから、団塊の人間の大量退職が進む。少子高齢化が進む一上、娯楽の多様化(インターネット、CSデジタル)テレビ人口は少なくなってこのままでは今のNHK、民放5局はパイの奪い合いが起こり共倒れとなることでしょう。よって日本国の地上波テレビ局を再編すべきである。

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